フランスの合計特殊出生率の推移のグラフ

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1990年代後半から出生率の回復に成功したフランスは、先進国における成功例として注目されてきた。家族給付の水準が高く、第3子以上の子供を持つ家庭には手厚くなっているのが特徴で、出産・子育てとキャリアの両立ができる環境が整備されてきた。

しかし、2010年の2.03を境に下落傾向が見られ、2023年には1.68まで落ち込んだ。フランスでの報道によれば、出産の高齢化や教育費などの高騰に加え、ウクライナ戦争による世界情勢や気候変動に対する不安などが出生率を低下させたとされている。

※ 合計特殊出生率とは15〜49歳の女性の年齢別出生率を合計したもの。1人の女性が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの平均子供数に相当。 15〜49歳の年齢別の出生率を「合計」し、限定した「特殊」な女性人口を用いるため、合計特殊出生率とされる。

公開:2023.12.19

出典:世界銀行

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