GoToトラベル利用者の新型コロナウイルス感染リスクに関する調査結果
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GoToトラベルを利用した人は、利用しなかった人より新型コロナウイルスの感染を示唆する症状を経験していることが調査によって明らかになった。
15〜79歳の2万8000人を対象にインターネットで調査した結果、「発熱」「咽頭痛 」「咳」「頭痛」「嗅覚・味覚異常」の5項目すべてで、GoToトラベルを利用した人の発症率が上回った。
調査を行ったのは、宮脇敦士(東京大学大学院)、田淵貴大(大阪国際がんセンターがん対策センター)、遠又靖丈(神奈川県立保健福祉大学大学院)、津川友介(カリフォルニア大学ロサンゼルス校) による共同研究チーム。査読前の段階だが、速報性を優先して公開された(津川氏が自身のブログでも説明している)。
因果関係は断定できないものの、GoToトラベルが新型コロナの感染拡大に寄与している可能性があることを示唆している。
公開:2020.12.05
出典:medRxiv
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