日本全体の新型コロナウイルスの実効再生産数のグラフ

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ある感染症にかかった人が、免疫をまったく持たない集団に入ったときに平均で何人に直接感染させるかを表す数値を「基本再生産数」と呼ぶ。それに対して「実効再生産数」は、手洗いや接触機会の削減といった対策が取られたうえで、1人の感染者が平均で何人に直接感染させるかを表す数値のことを指す。

政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議に提出された資料によれば、日本全体の実効再生産数は3月25日は2.0だったが、その後は減少しており、4月10日の実効再生産数は0.7となった。また東京の実効再生産数は3月14日は2.6だったが、4月10日には0.5まで減少している。

資料の説明によれば、潜伏期間と発病から報告までの遅れによる過小評価の可能性を考慮し、直近20日間のデータは掲載していない。

公開:2020.05.02

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